64列マルチスライスCT
CT検査はX線を人体に照射し、体の内部構造や病変を画像化する検査です。
全身の検査に対応しており、様々な断面や3D画像を作成し診断を行います。
当院では令和5年9月にCT装置を16列MDCTから最新の64列MDCTに更新しました。
以前の装置に比べ短時間撮影、高画質画像、被ばく低減、また金属アーチファクトの低減も可能となり、
静止が困難な小さなお子様や体動の多い患者様の検査において威力を発揮できる装置です。
従来検査の画質向上は当然ですが、
特にCT-Angiographyにおいて頭部血管の穿通枝(1mm程度の細い血管)まで高分解能な血管描出が可能となり、
手術支援画像の提供等に役立てています。
金属アーチファクト低減技術
Smart MAR OFF
Smart MAR ON
高精細CT-Angiography
512 Matrix
1024 Matrix
MRI検査 (3.0TMRI)
強力な磁場を用いて体内の画像を得る検査です。
検査時間は20分程度かかります。
- 血管を見る検査
- 認知症の程度を見る検査
- 血流動態を見る検査
等、様々な画像を得ることができる検査となっております。
臨床で使用できる最大の磁場強度である3.0TMRIを導入しております。
より早く、きれいな画像が撮像できるようになっております。
血管を見る検査(MRA)
認知症の程度を見る検査(VSRAD)
血流動態を見る検査(ASL)
核医学検査(RI検査)
核医学検査とは、投与した放射性医薬品(radioisotope:RI)の生体内挙動を捉え、臓器や組織の機能を調べることができます。
一般的に静脈内に放射性医薬品を投与し、撮像を行います。
検査時間は約20~50分間です。
当院では、脳の各部位における血流状態を調べる
脳梗塞や認知症などの診断に役立つ脳血流シンチグラフィー
<正常脳>
<脳梗塞>
がんが骨に転移していないかや、骨の炎症を調べる骨シンチグラフィー
腫瘍を調べるGaシンチグラフィー
Tlシンチグラフィー
などの検査を行っています。
RI検査は予約が必要となりますので、まずはお声掛けください。
骨密度
骨密度とは、骨の強度を判定するための指標の一つです。
骨を構成しているカルシウム等のミネラルがどの程度あるのかを測定します。
検査方法としては
- DEXA法(腰の骨と太もものつけ根の骨をX線撮影する)
- 超音波法(かかとの骨に超音波をあてる)
- MD法(手の骨をX線撮影する)
の3種類があります。
当院では最も精度が高く正確な測定ができるDEXA法を採用しています。
検査時間は画像解析を含め約15分程度で、解析結果も診察後本人にお渡しします。
当院は、宮崎市の骨粗しょう症検診の健康診査指定医療機関でもあります。
「宮崎市健康診査受診券」を利用した検査も行っています。
X線撮影検査
どこの病院、診療所、クリニックでも行われているX線を利用した検査です。
主に骨や肺、腹部の写真を撮影し病気を見つけていきます。
当院は令和4年3月からFPD装置を導入、以前より更に高精細な画像を得る事が可能となりました。
また、撮影時間も短縮し、被ばく線量も少なく、患者さまにより優しい検査が提供できます。